ISOファイルは、
Ubuntu18.04ベースUbuntu20.04となります。物理環境にもご利用いただけます。
物理/仮想マシンとも基本手順は同じですので、Oracle Virtual Box6.0を使ってインストール方法をご紹介します。
弊社サイトからダウンロードしたntop-demo_v1.isoISOを任意のディレクトリに保存してください。
図1 isoファイル@デスクトップ
Oracle VirtualBoxのセットアップからISOインストールまで
Oracle VirtualBoxを起動します。
新規(N)ボタンを押してください。
図2 Oracle VM初期画面
仮想マシンの作成画面が表示されますので、以下の設定をしてください。
名前: ntopng
タイプ(T): Linux
バージョン(V): Ubuntu(64bit)
メモリーサイズ(M): 4096MB
図3 仮想マシンの作成
作成ボタンを押してください。
仮想ハードディスクの作成画面が表示されます。
評価目的なのでデフォルトの10.00GBで、作成ボタンを押してください。
図4 仮想ハードディスクの作成
図2 Oracle VM初期画面に戻り、作成したntopng VMが選択されている状態で、設定ボタンを押してください。
環境依存に依存しますが、ネットワークアダプタをブリッジアダプター(ホストPCと同ネットワークに所属)に設定変更します。
ネットワークを押し、割り当て(A)をブリッジアダプターに設定しOKボタンを押してください。
図5 ブリッジアダプター設定
図2 Oracle VM初期画面に戻りますので、再び設定ボタンを押してください。
図6 ストレージ設定
コントローラ―IDEのディスクマークを押してください。
右の属性でLive CD/DVDをチェックし、CDマークを押しダウンロードしたntop-demo_v1.isoISOを選択してください。
図6の通り、コントローラ―IDEの下に選択したファイル名が表示された状態で、OKボタンを押してください。
図2 Oracle VM初期画面に戻りますので、起動ボタンを押してください。
Ubuntu18.04Ubuntuのインストール画面が始まります。
出力される画面全て貼りますが、説明を付加する部分だけ図番を追記しています。
図番、説明がないスライドは全てデフォルト選択です。
図7 キーボード選択
ご利用のキーボード配列に従って、キーボードを設定してください。
筆者のキーボードはUSですので、図7ではUSを選択しています。
図8 ネットワーク設定
ご利用の環境により、ネットワーク設定を調整します。
筆者の環境は、DHCPですのでDHCP設定をしています。
図9 ユーザー名、パスワード設定
任意のホスト名、ユーザー名、パスワードを設定してください。
図10 OpenSSHサーバーインストール
将来のメンテナンスのため、OpenSSHサーバーインストールにチェックを入れてください。
図12 再起動
図12でインストールは完了していますので、Reboot Nowを選択しEnterキーを押してください。
図13 CDの取り出し
図13の画面が表示されたら、図6の手順と逆。つまり、VirtualBoxマネージャーの画面に切り替えてntop-demo_v1.isoISOを仮想ドライブから除去してください。
図13の画面に再び戻り、Enterキーを押せばntopng, nProbeがインストールされたUbuntuが起動します。
設定したユーザーIDとパスワードでログインし、以下のコマンドを実行してください。
$sudo systemctl start ntopng
$sudo ip a
ipコマンドで確認したIPアドレス(例:192.168.93.154)とデバイス名(例:enp0s3)をメモし、以下のURLにブラウザでアクセスしてください。
http://192.168.93.154:3000
図14 ログイン画面
admin/adminでログインしてください。
図15 パスワードと言語設定
任意のadminのパスワードと言語設定変更をしてください。
図16 ダッシュボード画面
画面左上のインターフェース選択プルダウンメニューで、メモしたデバイス名(enp0s3)を選択すれば、選択したNICに流れるトラフィックのリアルタイム監視とアプリケーション分析ができます。
なお、10分のみ有償版と同じく機能制限なしで起動します。10分後にはコミュニティ版にダウングレードしますので、フル機能の検証は画面右上の人型アイコンメニューから再起動を押してその都度評価をお願いします。
図17 再起動選択
本記事で扱っているntop社のntopngという製品ですが、ご興味のある方は以下のリンクから弊社までお問い合わせください!