リモートアクセス環境では、 ヒューマンエラーや不正操作を回避するために、承認や認証を複数人でチェック(4つの目、すなわち2人以上による承認)することは有用です。また、承認者と監査担当者の権限を分掌することは、リスクマネジメントにおいて重要なポイントになります。
特権アクセス管理「Safeguard for Privileged Sessions(SPS)」は、 4-eyes認証をサポートしています。承認者はユーザーのサーバーへのアクセスリクエストを承認/否認できるとともに、ユーザーの操作をリアルタイムに監視できます。そして、監査担当者にも適用できます。
本ブログでは、SPSでの4-eyes認証のプロセスと設定方法について、ご紹介します。
【4-eyes認証のプロセス】
① ユーザーがクライアントからの接続を開始します。
② 4-eyes認証が設定されている場合、SPSは接続処理を一時停止します。
③ 承認者(Authorizer)はSPSのWebインターフェースにログインし、一次停止された接続を確認して承認(Accept)または否認(Reject)します。
【4-eyes認証の設定方法】
- ”Authorizer Group”に、設定したユーザーグループ”ssh-traffic”を入力します。
- 特定ユーザーのセッションのみ承認する場合は、”Client user is”の”Member of:”をチェックし、設定したユーザーリスト”4_eyes”を入力します。
- ”Permission”(権限)で、”Authorise”を選択します。
《チャネルポリシーの設定》
- 指定するチャネルポリシーで、”Action”の”Four-eyes”をチェックします。
期間中はライセンスを無制限で開放しています。是非この機会に試し下さい。
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