↻2022/2/3更新
SPS(Safeguard for Privileged Sessions)はユーザーのリモートアクセス操作を制御・記録・監視する特権IDユーザー管理製品です。特権IDユーザー管理というと設定や操作が難しいと思われるかもしれませんが、SPSはターンキーアプライアンスとして簡単なセットアップで特権IDユーザーのセッションを管理できます。
今回は、SPSのセットアップ時に設定する、最低限の設定項目についてご紹介します。
SPSソフトウェアインストール後、SPSのWebインターフェースにアクセスするとウェルカムウィザードが表示されます。ウィザードに沿って必要な設定項目を入力して進めて行きます。
ウェルカムウィザードは6ステップからなり、設定に関するステップはそのうち3ステップになります。
- [Welcome]画面:既存の設定情報があれば、インポート出来ます。ここでは新規にセットアップしますので、[Next]ボタンをクリックします。
- [License]画面:ライセンスファイルをアップロードします。評価ライセンスはこちらから申し付けください。
- [Networking]画面:ここで、SPSに関わるネットワークの設定を行います。赤枠は必須項目になります。
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[Users]画面:SPSにデフォルトで組み込まれているユーザーアカウントのパスワードを指定します。
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[Certificate]画面:SPSが使用する証明書を作成します。
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[Finish]画面:最後に設定情報がリストアップされます。確認して[Finish]ボタンをクリックします。
設定後、ログイン画面が表示されます。上述の4.で設定したパスワードを入力してログインできます。
あとは、プロトコル(SSH、RDP 等)ごとに接続ポリシーを設定すれば、特権IDユーザーのセッションを管理できます。詳細につきましては、SPS 評価ガイドをご参照ください。
このようにSPSは短時間で簡単にセットアップができ、特権IDユーザーの操作を制御・記録・監視できます。
また、SPSのソフトウェアはファームウェア・イメージ(ISOファイル)で提供されていますので、インストールやアップグレードが短時間で簡単に行えます。
また、SPSのソフトウェアはファームウェア・イメージ(ISOファイル)で提供されていますので、インストールやアップグレードが短時間で簡単に行えます。
上述の初期設定を含め、SPSを仮想環境で評価いただくのに、SPSのインストールや基本的な操作手順などを、わかりやすく説明している評価ガイドもあわせてお読みください。
評価ガイドのダウンロードはこちら: