今日のIT環境では、リモートアクセスでネットワーク機器やサーバーの設定やメンテナンス作業をする機会が多くなっていますが、リモートアクセスの操作は記録していますか?
リモートアクセスにおいて、コンプライアンスやセキュリティの観点からも、アクセス履歴やユーザー操作履歴を証跡として残すことは重要です。
今回は、ユーザーの操作画面をそのまま記録する、リモートアクセスセキュリティを紹介します。
操作記録はテキストログをイメージする方も多いと思いますが、テキストログは起きたことの結果に過ぎず、ユーザーがどのような操作を行ったかわからないというデメリットがあります。
リモートアクセスの操作画面をそのまま記録できたらどうでしょう?
ユーザーの操作が一目瞭然となり、「いつ」「誰が」「何をしたか」を正確に把握できます。
リモートアクセスセキュリティのメリット
- 対応時間が短い!
- 網羅性が高い!
- 監査者の負担が小さい!
- 抑止効果が高い!
【記録】ユーザーの操作画面と付随する情報(メタデータ)を記録します。
【検索】ユーザー名、IPアドレス、時間、キー入力などで検索できます。
【レポート】記録した接続情報からレポートを生成して、定期的に送信します。
【アラート】特定のユーザー操作を自動的に検知して、アラートを通知します。
【制御】セッションの強制終了や、二次認証機能を有しています。
リモートアクセスセキュリティを構成するうえで、規模、環境、目的、運用ポリシー、コストなど、さまざまな要素を検討する必要があります。
以下では、代表的な例として、エージェント構成およびエージェントレス構成の参考製品を紹介しています。