PRTG Network Monitorでアライドテレシス社のL3スイッチAT-x510-28GTXを効果的に監視することができます。
L3スイッチを監視対象に登録し、センサーを追加するだけで簡単にトラフィック流量、sFlowなどのネットワークの監視、CPU、メモリなどのシステムヘルス状態を簡単に監視することが可能です!
監視したのはアライドテレシス社製のL3スイッチAT-x510-28GTXです。
今回の検証はアライドテレシス社様に多大なるご協力をいただき実現することができました。この場を借りて御礼申し上げます。
使用センサー
- SNMPトラフィックセンサー
- SNMPカスタムテーブルセンサー
- sFlow V5センサー
- SNMPライブラリセンサー(CPU、メモリ、ファン)
- Syslogレシーバーセンサー
- SNMPトラップ受信センサー
- Pingセンサー
- SNMPシステム稼働時間センサー
PRTGでの監視結果
「 SNMP トラフィック 64bit」センサー
トラフィック流量をグラフに表示します。閾値を設けてアラートを出すことが可能です。
※設定時にリンクアップしているポートが検出され、複数のセンサーが同時に登録されます。
スイッチポートのリンクダウン/アップの検出をする設定が可能です。
「SNMPカスタムテーブル」センサー
SNMP経由で提供されるテーブルのエントリーを監視します。
今回はVLANトラフィックの監視をしました。
アライドテレシス社公開のプライベートMIBよりインバウンドパケットの数をSNMPで取得し監視することができます。
「sFlow V5」センサー
sFlow V5センサーはsFlow V5 互換デバイスからトラフィックデータを受信し、トラフィックを種類別に表示します。
PRTGではsFlow V5センサーもオプション追加なしで使用することができます。
sFlow V5センサーはトップリストを表示します。
・トップトーカー:IP アドレスによる帯域幅の使用状況を表示します。
・トップコネクション: 接続ごとに帯域幅の使用状況を表示します。
・トッププロトコル : プロトコルごとの帯域幅の使用状況を表示します。
「SNMPライブラリ」センサー
SNMPライブラリセンサーは、MIBファイルを取り込み、SNMPを介してデバイスを監視します。
アライドテレシス社公開のプライベートMIBをPRTGにインポートしました。
※MIBファイルのダウンロードには製品ライセンスが必要です。
・CPUの監視
5分間のCPU平均使用率、5分間のCPU最大使用率など
・メモリーの監視
free memory、total buffersなどを表示します。
・ファンの監視
現在のファン速度などを表示します。
「Syslogレシーバー」センサー
L3スイッチAT-x510-28GTXは外部にログを出すことが可能です。
PRTGのSyslogレシーバーセンサーでそのログを受信することができます。
また、メッセージにフィルターをかけアラートを出すことが可能です。
「SNMPトラップ受信」センサー
L3スイッチAT-x510-28GTX が出したSNMPトラップを受信可能です。
「Ping」センサー
Pingによる死活監視です。
「SNMPシステム稼働時間」センサー
SNMPでシステムの稼働時間を表示します。
PRTGは簡単にアライドテレシス社のL3スイッチを監視することができます!
PRTGの試用版、無料版を配布中です。