↻2022年2月14日更新
WebTitan CloudはログインIDが到着してから最短15分で使用開始できるWebフィルタリングサービスです。日本国内のAWSに入っているWebTitan Cloudサーバーへ接続してドメインをフィルタリングするので、インターネットが遅くなる心配もありません。そのため、どんな環境でも使用しやすいサービスと言えます。
…とはいえ、コーヒーショップや教育現場、企業といった全く違う業態でも、同じ導入方法で良いのでしょうか。
そこで、今日は業態別にWebTitan Cloudの導入方法を見ていきたいと思います。
Case01. コーヒーショップなど、お客様に無料Wi-Fiを提供する環境
ゲストWi-Fiを提供して顧客満足度を高めようとしているのに、ランサムウェアを始めとするマルウェアをインストールさせようと狙う悪意のあるウェブページや、フィッシング詐欺を狙うウェブページに引っかかってしまったら「おたくはWebフィルタリングをしていないのか!」とクレームを受ける恐れがあります。
WebTitan Cloudなら、簡単に無線アクセスポイントにWebフィルタリング機能を持たせることが出来ます。方法は、無線アクセスポイントのDNSサーバーアドレスを変更するだけです。
無線アクセスポイントに接続する人数分のライセンスを購入すれば良いため、価格も抑えられます。
Case02. 学校や塾などの教育現場
教育指導要領の改訂により、小学校でプログラミング教育が始まりました。ICT(Information and Communication Technology/情報通信技術)を活用した教育を推進している教育現場は、デジタル化がより速いスピードで進んでいます。
「電子黒板」という専用ペンで書き込めるディスプレイを持ったテレビの設置も増えてきましたし、「GIGAスクール構想」という一人一台の学習用端末を整備する予算も組まれています。
そんな中、端末1台1台にWebフィルタリングソフトを入れたり、Webフィルタリング用の機器をわざわざ置いたりするのは時間と手間がかかって非効率です。
WebTitan Cloudは教育現場にあるファイアウォールや、DNSサーバのフォワーダーを変更するだけで設定を完了することが出来ます。
Case01と同様に、接続する人数分のライセンスを購入すれば良いため、価格が抑えられます。
端末を外に持っていくときは「WebTitan OTG」(*1)をインストールすることで、外部ネットワークでも継続してフィルタリングサービスを受けることが出来ます。
Case03. 運用端末が少ない、持ち出しがある環境
Case2でご紹介したDNSサーバーやファイアウォールの設定変更も有効ですが、1台~10台程度の端末を使用している場合はそういった機器が無いケースも多いです。
各端末のDNSサーバーアドレスを手動で変更する方法もありますが、使用者に変えられてしまったり、設定が消えてしまったりして、Webフィルタリング機能が利用できなくなる恐れがあります。
そこで、端末の台数が少ない場合は、端末に「WebTitan OTG」をインストールすると、運用が楽になります。WebTitan OTGのインストールは、1台に対して5分で完了します。
WebTitan OTGをインストールしておけば、例えIPアドレス体系が変わっても、プロバイダが変わっても、WebTitan OTGが勝手にWebTitan Cloudのサービスを有効にしてくれます。
このように、WebTitan Cloudはどのような環境でもWebフィルタリングサービスを提供でき、システム管理者、端末利用者の手間を減らすことが出来ます。価格面においても、実際の接続数でユーザーを決めることが出来るため、安い価格で始めることが出来ます。