Nagios XI 5.4.2を公開しました
Nagios XI 5.4には最新バージョンのNagios Core(version 4.2.4)とndo2db(version 2.1.2)が含まれます。Root Privilege Escalation [CVE-2016-9566]脆弱性を修正するため、このバージョンへ更新していただくことをお勧めいたします。更新されず旧バージョンをそのままご利用いただく場合、Nagios XIサーバーが攻撃に対して脆弱になる可能性(この脆弱性を悪用してルート権限を取得し、リモートでコードを実行する可能性)があります。
このバージョンでは、さらにいくつかのクロスサイトスクリプティング脆弱性が修正され、非セキュリティ関連のバグ修正も行われました。
また、組み込みのNagios Coreとndo2dbのバージョンが更新されたことで、特に、多数のホストおよびサービスを監視する環境では、パフォーマンスの向上とともにメモリ使用率が大幅に向上します。
その他の機能追加/向上
その他の機能追加および機能向上については、バージョンヒストリーをご参照ください。
バージョンアップ手順
バージョンアップ手順については、以下のいずれかのドキュメントをご参照ください:
- Nagios XI 手動アップグレード手順:
http://www.jtc-i.co.jp/support/documents/nagiosxi_docs/nagiosxi_upgrade_instructions.pdf - Nagios XI Web UIからのアップグレード手順:
http://www.jtc-i.co.jp/support/documents/nagiosxi_docs/nagiosxi_upgrading-nagiosxi-using-the-web-ui.pdf
バージョンアップ作業についてご不明な点などございましたら、カスタマーポータルよりお問い合わせください。
ダウンロード(フリー版/評価版)
Nagios XIにはフリー版(最大:7ホスト)と評価版(60日間、機能制限なし)があります。
インストーラは、Linuxソース版、vSphere/ESX OVFテンプレート版、VirtualPC版の3種類です。ぜひお試しください。
オンラインデモ(Nagios社オンラインデモサイト)
Nagios XI Web GUIをご確認いただけます。
ご希望のアクセスレベルのアカウントを使用してログインしてください。ログインユーザ名/パスワードは以下のとおりです:
- 管理者アクセス: nagiosadmin/nagiosadmin
- 読取専用ユーザアクセス:readonly/readonly
- 上級ユーザアクセス: advanced/advanced
- 一般ユーザアクセス: jdoe/jdoe
お問合せ
購入前のNagios XIについてのお問合せは以下から承っております。
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