Adiscon社 WinSyslog と SolarWinds社 Kiwi Syslog Server は、どちらも Windows で使用できる Syslog サーバーです。
両者とも受信した Syslog をフィルタで設定した条件に応じてリアルタイムに多くのアクションを実行できるという特長があります。
「では、いったいどちらを使ったらいいの?」というお問い合わせを多くいただいておりますので、主要な違いについてリストアップしました!
「では、いったいどちらを使ったらいいの?」というお問い合わせを多くいただいておりますので、主要な違いについてリストアップしました!
導入例をあげると・・・
例1⏩ ネットワーク上の他の端末からも直近のログをWEBブラウザで閲覧したい。ただし、総受信ログ数は200件/秒以内で、ログに日本語は含まれない。
→ Kiwi Syslog Server をお勧めします。例2⏩ SNMP ver.3のトラップを受信したり、トラップに変更を加えず SNMP トラップとしてリレー転送したい。
→ Kiwi Syslog Server をお勧めします。例2⏩ SNMP ver.3のトラップを受信したり、トラップに変更を加えず SNMP トラップとしてリレー転送したい。
→ Kiwi Syslog Server をお勧めします。
例3⏩ ログに日本語が含まれるため日本語でフィルタをかけたり、文字コードを UTF-8 に変換して転送し、受信先での文字化けを回避したい。
→ WinSyslog をお勧めします。
例4⏩ ログ量が200件を越えることがあるが、送信側で TCP 送信に切り替えができない。
→ WinSyslog をお勧めします。
Kiwi Syslog Server で UDP の Syslog 受信が200件/秒を越えるとログロストが懸念されるためです。
例5⏩ クライアント/サーバー端末の Windows イベントログを収集して Syslog サーバーで一元管理したい
→ Adiscon 社 Event Reporter と連携して WinSyslog Enterprise で一元管理することをお勧めします。※ EventReporter は収集したイベントログ詳細を、イベントID,イベントソース,イベント重要度等に自動で切り出し、各プロパティに保存します。
→ Adiscon 社 Event Reporter と連携して WinSyslog Enterprise で一元管理することをお勧めします。※ EventReporter は収集したイベントログ詳細を、イベントID,イベントソース,イベント重要度等に自動で切り出し、各プロパティに保存します。
WinSyslog Enterprise 版を導入すると、Adiscon 製品間で連携可能な SETP (Simple Event Transfer Protocol) 通信により、EventReporter で取得したこれらのプロパティ情報も、すべて WinSyslog に転送し、解析のために有効活用できます。
(例:csv形式で出力すると各プロパティで列項目を自動分割表示)
WinSyslog製品ページ:http://www.jtc-i.co.jp/product/winsyslog/winsyslog.html
EventRorter製品ページ:http://www.jtc-i.co.jp/product/eventreporter/eventreporter.html ※ その他、Syslog の保存管理、閲覧検索、メールアラートができれば、多くの機能は必要ないという場合、更に高速処理性能を持つ、Syslog Watcher もお勧めです!
EventRorter製品ページ:http://www.jtc-i.co.jp/product/eventreporter/eventreporter.html ※ その他、Syslog の保存管理、閲覧検索、メールアラートができれば、多くの機能は必要ないという場合、更に高速処理性能を持つ、Syslog Watcher もお勧めです!