情報セキュリティインシデントの大部分は、管理ミスや操作ミス、紛失などによる内部要因による情報漏えいが原因となり、これらの事象はアンチウイルスソフトやファイヤーウォールなどによる対策では防ぐ事はできません。
また、場所やデバイスに関係なくあらゆる情報にアクセスが可能になった現在、ノートPCやUSBメモリに保存されたデータなどは保護されなければなりません。
そのため、セキュリティを重要視する事で、操作端末PCに制限を設定する事は生産性、業務効率の低下を招き現実的ではありません。
Endpoint Protector(エンドポイントプロテクター)は、生産性を維持しながら、安全に簡単に内部脅威から機密情報を保護します。
拒否リストと許可リストに基づいた手法で、ポリシーを作成することで柔軟性のある権限を与えることができます。 特定のPII(個人識別情報)をスキャンし、業務を中断させることなく、特定のコンピューター/ユーザー/グループの特定のURLとドメイン名へのデータ転送を許可したり、特定のリムーバブルデバイスの使用やクラウド共有アプリケーション、その他のオンラインサービスへのデータ転送をブロックすることができます。
Endpoint Protectorは、ハードウェアまたは(※1)仮想アプライアンスとして提供され、数分でセットアップできます。 さらに、レスポンシブWeb管理インターフェイスにより、デスクトップからタブレットまで、あらゆるデバイスからの(※2)ポリシーの管理とレポートの参照が可能です。
Endpoint Protectorの主要モジュールについて
Endpoint Protectorの主要機能はモジュール化されています。基本はデバイス制御で必須モジュールとなります。その他のモジュールはオプションで必要な機能のみを購入できます。
①デバイス制御 (Windows、macOS、Linux)
クロスプラットフォーム対応のソリューションで、Windows、Mac OS X、Linuxエンドポイントでリムーバブルデバイスのアクセス権を細かく制御できます。
②コンテンツ認識保護 (Windows、macOS、Linux)
メールやクラウドソリューションなどのさまざまな出口ポイントでのデータ転送に機密情報が含まれていないことを確実にします。
③eディスカバリー (Windows、macOS、Linux)
機密データの安全性を可視化し、是正処置を適用して、不正なアクセスや情報漏えいを防止します。
(※3)
④モバイルデバイス管理 (iOS、Android)
生産性と柔軟性を高めながら、モバイルデバイスの完全な保護と制御を実現します。
④USBの自動暗号化 (Windows、macOS)
⑤
転送中のデータを保護して、USBストレージデバイスを暗号化、管理、保護します。 パスワードベースで、使いやすく、効率的です。
Endpoint Protectorの動作概要
Endpoint Protectorの基本モジュールであるデバイス制御について簡単にご紹介します。
その他のモジュールなどについては下記サイトにて紹介しておりますのでご覧下さい。
https://www.jtc-i.co.jp/product/epp/index.html
デバイス制御の概要
・未承認のUSBやその他ポータブルデバイスからの情報漏えいを防ぎます。
・故意によるデータ窃盗
・不慮のデータ損失、漏えい
・USB経由のマルウェア、ウィルス感染の拡大
※対応OS: Windows、macOS、Linux
ダッシュボード
アプライアンス提供方法
Endpoint Protectorとは
ルーマニアのCososys社が開発したDLP(情報漏えい対策)ソリューションです。
エンドポイント(Windows, Mac, Linux)で、ポリシーに違反するリムーバブルストレージデバイスの使用をレポート、ブロックします。暗号化の強制機能も提供します。