はじめに
WebTitan Cloudは、導入が簡単ですぐに始められるWebフィルタリング製品です。建物内での運用はグローバルIPアドレス(インターネットに接続する際に利用するIPアドレス)と、DNSサーバーアドレスがあれば、すぐに開始できます。
もし、持ち出し端末でもWebフィルタリングを実施したいと考えた場合は、端末にエージェントであるWebTitan OTGをインストールすることで、どこにいても、どんなネットワークに繋いでも、Webブラウザに依存することなくWebフィルタリングをすることが可能です。今回は、Chromebookへのインストール手順をご紹介します。
WebTitan OTGをインストールするとWebTitan Cloudがユーザー名と端末名を認識できるようになるため、いつ、だれが、どのWebページでブロックされたかをレポートに反映させることが可能です。
WebTitan OTGのインストール手順
WebTitan OTGをChromebookへインストールする際は、「Google Workspace」を使用します。「Google Workspace」を使用することで、一斉に複数台のChromebookへWebTitan OTGをインストールすることができます。
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1.管理者権限のある Google Workspace アカウントにログインします
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2.メイン メニューから 「ディレクトリ」 →「組織部門」 を選択し、WebTitan OTGを展開する組織部門 が作成されていることを確認します。
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3.所定のWebサイトからWebTitanの証明書をダウンロードします。
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4.Google Workspaceのメインメニューから「デバイス」→「ネットワーク」→「証明書」を選択します。
5.証明書を利用できるようにするOUを選択します。※子 OU は親 OU の設定を継承します。
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6.「証明書を作成」をクリックします
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7.「アップロード」を選択し、上記ステップ3でダウンロードした証明書を選択します。「開く」を選択します。
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8.認証局の「Chromebook」にチェックして、保存を選択します。
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9.メインメニューから「デバイス」→「Chrome」→「アプリと拡張機能」→「ユーザーとブラウザ」を選択します。
10.左側のペインで、このアプリを利用できるようにしたいOUを選択します(子OUは親OUからアプリへのアクセスを継承します)。
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11.画面右下の黄色い+ボタンをクリックしGoogle Play Storeボタンを選択します
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12.GooglePlayStoreで「”WebTitan OTG”」(公開アプリ)を検索します。検索する際は、図のようにダブルクォーテーションを入れてください。
アプリを選択すると、指定したOUで利用できるアプリのリストにWebTitan OTGが追加されます。
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13.WebTitan OTGアプリをクリックして、アプリの設定を追加します。
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14.アプリの右側に、JSON構成を入力します
パラメータのサンプルは、以下の通りです。
{
“install_key”: “00000z0z-0zz0-0000-zz0z-0zz000z0zz0z”,
“rpc_url”: “https://wtc5.webtitancloud.com:7771”
}
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“install_key”は、WebTitan Cloud管理ページの「設定」→「アカウント」メニューにある「OTGインストールキー」から確認できます。
“rpc_url”:はhttps://wtc5.webtitancloud.com:7771/ となります。
詳細なパラメーター説明は、WebTitan Cloud管理者ガイド 193ページをご覧ください。
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15.WebTitan OTG アプリの右側にある下矢印をクリックし、「自動インストール」を選択します。画面右上の「保存」をクリックして、この設定を保存します
16.「デバイス」→「Chrome」→「設定」→「ユーザーとブラウザ」と進みます。正しいOUが選択されていることを確認し、以下の3つの設定を編集します。
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検索のヒント: 「検索」または「フィルターの追加」フィールドに正確な設定名を入力すると、設定をすばやく見つけることができます。

17.常時接続 VPN: WebTitan OTGアプリを選択し、「ユーザーに手動でのVPN接続解除を許可しない」が選択されていることを確認します。

18.DNS-over-HTTPS:モードをDNS-over-HTTPSを無効にするに設定します。
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19.組み込みの DNS クライアントを「組み込みの DNS クライアントを使用しない」に設定します。
20.各端末が次に起動されてインターネットに接続した際、WebTitan OTGのインストールが完了します。
インストール結果を確認する方法
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WebTitan Cloud管理者ページへログイン
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「設定」→「ロケーション」から「ローミング」を選択して、インストールし端末名が表示されている事を確認
以上で、外で使えるWebフィルタリング WebTitan OTGの運用について Chromebook編を終わります。ご不明な点、ご用命などございましたら、以下URLよりお気軽にお問い合わせください。