Syslogサーバーでログを保存管理していると、Syslogサーバーが記録する受信時刻と、実際にメッセージ中に含まれるタイムスタンプがズレていることはありませんか?
これは、ネットワークトラフィックが混雑していることによる遅延、あるいはSyslogサーバー自体の処理遅延が原因です。ログ検知アラートを設定していても、通知が遅れてしまっては意味がありませんね。
WinSyslogでは受信時刻と、メッセージ中に含まれるタイムスタンプの両方を出力することができるので、処理遅延がないか?判断しやすくなります。
今回は、WinSyslogで受信時刻とSyslogメッセージ中に含まれるタイムスタンプの両方をファイルに出力する手順を紹介したいと思います。
サービス>Syslogサーバー
Actions>ファイルログ
ちなみに上位にある「日付と時刻」は「作成時刻」
(%timegenerated%)で、WinSyslogがSyslogを 受信した時刻になります。
作成時刻(受信時刻):%timegenerated:::localtime%,
%timereported:::localtime%