PRTG Network Monitorでアライドテレシス社の無線LANアクセスポイントを監視しました。
無線LANアクセスポイントを監視対象に登録し、センサーを追加するだけで簡単にトラフィック、死活監視、Syslogなどの監視を開始することができます。
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監視したのはアライドテレシス社製の無線LANアクセスポイントAT-TQ3400です。
今回の検証はアライドテレシス社様に多大なるご協力をいただき実現することができました。この場を借りて御礼申し上げます。
【監視結果】
SNMPトラフィックセンサー
トラフィック流量をグラフに表示します。
PRTGは見やすい監視期間別のグラフが自動的に作成されます。
閾値を設けてアラートを出すことができます。
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無線LANアクセスポイントのトラフィックを監視することは重要です。
特定の無線LANアクセスポイントにトラフィックが集中しているかを確認できます。
監視データを蓄積することで、曜日や時間帯のトラフィックの傾向を知ることができます。
また「センサーファクトリ」センサーで監視データを合計して表示し、フロア全体の無線LANアクセスポイントのトラフィック流量を監視することも可能です。
Pingセンサー
Pingにより死活監視をします。
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無線LANアクセスポイント本体や(固定的に設置された)無線LANクライアント端末の監視が効果的です。
Syslog受信センサー
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無線LANアクセスポイント(AT-TQ3400)は外部にログを出すことができます。
PRTGのSyslog受信センサーでそのログを受信し、メッセージにフィルターをかけアラートを出すことが可能です。
PRTGではアクセスポイント、スイッチ、デバイスをまとめて一元監視することができます!
PRTGのセンサーで管理するには、アライドテレシス社のアクセスポイント側の設定も必要になります。
以下に監視に必要な無線LANアクセスポイント側の設定を説明します。
無線LANアクセスポイント(AT-TQ3400)の設定
無線LANアクセスポイントの管理画面(WebGUI)
アライドテレシス社の無線LANアクセスポイントは見やすいWebGUIで設定をすることができます。(ファームウェアバージョン4.05)
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アクセスポイントのセッション数もWebGUIから確認できます。
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SNMP設定
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無線LANアクセスポイントのWebGUI[オプション設定]、[SNMP]より
- SNMPを[有効]にチェックを入れる。
- コミュニティー名を入力する(PRTGのSNMPのコミュニティ名と一致するように設定してください)。
SyslogをPRTGサーバーに転送
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アクセスポイントのWebGUI[ステータス]、[イベント]画面右の[リレーの設定]より
- [ログのリレー]のラジオボタン[有効]にチェックを入れる。
- リレーホストにログ出力先のIPアドレスを入力する。
- ポート番号を確認する。
無線LANアクセスポイント本体の設定が終わったら、
PRTGで監視対象のデバイスとして無線LANアクセスポイントを登録します。
そして、監視項目を選んで追加するだけで簡単に監視が開始できます。
PRTGは簡単にアライドテレシス社の無線LANアクセスポイントを監視することができます!
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