↻2022年2月18日更新
Webフィルタリング製品は、簡単に導入できる方がいい
端末やサーバー、ソフトウェアの導入を経験されている方なら一度は感じる事。それは「導入作業時に手間がかからない製品・サービスのほうが助かる」ということです。当たり前のことですが、この実現がなかなか難しかったりします。
特に、Webフィルタリングサービスは他のサービスとの複合的な導入が発生する事が多い製品ですので、安心感を持って導入を進めたいものです。
Webフィルタリング製品の導入は、各端末にアプリケーションをインストールしたり、Webプロキシの設定をいじったり、ユーザーに使用させるブラウザの種類を限定しなければいけない…と良く聞きます。確かに、アプリケーションのインストールやプロキシの設定には各端末の設定が必要で、手間が大きそうに思えますね。
その点、DNSサーバーを使用してWebフィルタリングをするWebTitan Cloudは、設定は簡単に終わります。DNSサーバーアドレスを変更すればよいため、クライアントに触る必要がありません。また、ブラウザの縛りも不要です。
本日は、そんなWebTitan Cloudの導入ステップを解説していきます。
STEP1. 組織のグローバルIPアドレスを登録
Webブラウザですべての管理ができるので、管理専用の端末は不要です。


※グローバルIPアドレスが動的な場合のみ、変更を感知するエージェントをWindows端末1台にインストール頂きます。

STEP2. ポリシーを設定
WebTitan Cloudのカテゴリ構成は、訪問するだけでランサムウェア・スパイウェアを始めとするマルウェアをインストールさせようとするWebサイトや、フィッシング詐欺を狙うWebサイトといった危険なWebページを確実にブロックすることに特化したカテゴリ構成をしています。(全53カテゴリ)
クリティカルなカテゴリに特化しているため、以下の説明を参考にカテゴリのブロック設定(赤色に変更)をして頂きます。
※現在、カテゴリ名の日本語化を実施しております
【確実にブロックすべきカテゴリ】
【次点でブロックすべきカテゴリ】
他にも、「ゲーム」、「ギャンブル」、「ダウンロード」、「コミュニティサイト」等、状況に応じてブロックする必要があるカテゴリが存在します。弊社のカテゴリ説明資料を参考にして頂きながら、選択を行います。
※一部、一般的なカテゴリ(Art/美術、Shopping/買い物等)も存在しますが、これは危険度の高いカテゴリと区別するための分類用です。
STEP3. DNSフォワーダーを「WebTitan Cloud」に設定する
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DNSサーバー |
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家庭用ルーター |
組織内からインターネットへ出るルーター・内部DNSサーバーのフォワーダーを「WebTitan Cloud」のサーバーアドレスへ変更します 。DNSの問い合わせ先(フォワーダー)を変更できる製品であれば、家庭用ルータでも、DNSサーバーでも、ポケットWi-Fiでも問題ありません。
以上で、WebTitan Cloudの導入3STEP解説を終了いたします。
WebTitan Cloudの製品紹介ページ、トライアルは以下のリンクをご利用ください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。