本記事では、Cubro社Omnia10 (ネットワーク可視化アプライアンス) と弊社取り扱い高速トラフィック分析ツールアプライアンス BlueVault io-BX ntopng製品を連携させ、Omnia10のTAPモードで4セッション、SPANモードで最大8接続のトラフィックを10Gbps対応のBlueVault io-BX ntopngに送信し、監視対象通信をロギング、フロー化、可視化、レコーディングする方式をご案内します。
文:ジュピターテクノロジー よしひろ
Cubro社のOmnia10については、以下Cubro社のWebサイトをご覧ください。
Cubro Omnia-ネットワーク可視化アプライアンス
(https:/www.cubro.com/ja/products/omnia/)
弊社取り扱いのBlueVault io-BX ntopngについては、以下Webサイトをご覧ください。
弊社BlueVault io ntopng-リアルタイムL7高速トラフィック分析ツールアプライアンス
(https://www.jtc-i.co.jp/product/ntopng/bluevaultio.html)
前提条件
本記事でご紹介する内容は、Cubro社のネットワーク可視化アプライアンスであるOmnia10と弊社のリアルタイムL7高速トラフィック分析ツールアプライアンスBlueVault io-BX ntopngが必要となります。Omnia10のTAPモードやSPANモードの切り替え及びその他詳細設定に関しましては、Omnia10の製品マニュアルをご参照ください。
Cubro社Omnia10、BlueVault io-BX ntopng連携イメージ
連携パターン1
図 1は、8台のルーター/スイッチに設定したSPAN(Switched Port Analyzer)ポートにUTPケーブルを挿し、Omnia10に接続。Omnia10が持つ10Gbps SFP+ポートからBlueVault io-BX ntopngにトラフィックを送信している様子を描いたものです。
本方式によって、以下を実現することができます。
最大8台のSPANポートから出力される最大8GbpsトラフィックをOmnia10が集約し、BlueVault io-BX ntopngに送信。リアルタイムでのトラフィックの可視化、ロギング、トラフィックレコーディングをパケットロスなしで実現
連携パターン2
図 2は、最大4つの回線にOmnia10をインラインで配置。既存のスイッチ/ルーターの設定を変えることなく監視対象トラフィックを集約し、Omnia10が持つ10Gbps SFP+のポートからBlueVault io-BX ntopngにトラフィックを送信している様子を描いたものです。
本方式によって、以下を実現することができます。
最大4つのTAPセッションを作成。ネットワーク機器の設定変更なしで、最大8Gbpsトラフィック(Rx+Tx)をOmnia10がBlueVault io-BX ntopngに送信。トラフィックを集約し、リアルタイムでのトラフィックの可視化、ロギング、トラフィックレコーディングをパケットロスなしで実現
本記事で扱っているCubro社のOmnia10にご興味のある方は、以下のリンクからCubro社へお問い合わせ、資料請求をお願いします。
Cubroお問い合わせフォーム(https://www.cubro.com/ja/contact/)
弊社取り扱い高速トラフィック分析ツールアプライアンスBlueVault io-BX ntopngにご興味のある方は、以下のリンクから弊社までお問い合わせください!