Syslog WatcherってどんなSyslogサーバーなの?Kiwi Syslog ServerやWinSyslogとの違いをざっくり解説!

Syslogサーバーを選ぶとき、製品によってログの保存方法や閲覧方法が違うことをご存じでしょうか?
そこで今回はKiwi Syslog ServerやWinSyslogを例に、Syslog Watcherの違いをざっくり解説します。

ログの保存方法が違う

Kiwi Syslog ServerやWinSyslogは受信ログをテキストファイルで保存します。
ここでは、テキストファイルを中心にログを保存する方式を『テキストファイル保存型』として比較します。

テキストファイル保存型

 

一方、Syslog Watcherは同梱のデータベース(SQLite)に保存します。
Syslog Watcherはデータベースを中心にログを保存する方式の『データベース保存型』となります。

Syslog Watcherの場合

データベースに保存することで、保存したログを検索・抽出しやすくなります。

※ 設定することでテキストファイルに出力することも可能です

保存するログが違う

これはテキストファイル保存型でルールを設定し、受信ログをフィルターした場合となります。
テキストファイル保存型は、フィルターで条件に合致したものを保存します。

テキストファイル保存型

 

Syslog Watcherは受信ログを全件保存します。

Syslog Watcherの場合

保存前のフィルター設定によって必要なログを除外してしまう心配がありません。

保存したログの閲覧方法が違う

テキストファイル保存型では、保存したログを閲覧する場合ビューアツールが必要となります。制限付きで直近の受信ログのみ表示する機能が付いていたり、簡易型のビューアが同梱されている製品もありますが、基本的には別途ツールが必要となります。

テキストファイル保存型

テキストファイル保存型では、保存したテキストファイルのデータを表示します。
テキストファイルに出力されていないログは表示されません。

Syslog Watcherはビューア機能、検索機能が標準装備されています。
データベースに保存したログデータを表示します。

Syslog Watcherの場合

フィルターして表示することで日付、送信元IP、重大度などで絞り込んで表示させることが可能です。

アーカイブするデータが違う

テキストファイル保存型のSyslogサーバーでは、受信ログのアーカイブ機能が搭載されていたり、バックアップツールが用意されていたりします。Zipで圧縮して保存されます。パスワードを設定して暗号化してアーカイブすることも可能です。

テキストファイル保存型の場合、アーカイブされるのは受信ログのテキストファイルとなります。

テキストファイル保存型の場合

ローカルにアーカイブすることも可能ですが、ネットワーク上の共有フォルダなどに保存されるケースが多いです。

Syslog Watcherはデータベースのストレージファイルがアーカイブされます。

Syslog Watcherの場合

Syslog Watcherは、アーカイブ機能を有効化することで一日分のログファイルを圧縮したアーカイブを毎日自動的に生成します。ローカルのストレージファイルに加えてアーカイブを作成することで、ログデータを二重に保持できます。

アーカイブしたログの閲覧方法が違う

Zip形式でアーカイブされたデータの閲覧が必要になった場合は、解凍して閲覧します。
閲覧ツールによっては解凍しないで閲覧するものもありますが、時間がかかるため、解凍してからの閲覧をおすすめしています。

テキストファイル保存型の場合、アーカイブされたZipファイルを解凍し、閲覧ツールを用いて閲覧します。

テキストファイル保存型の場合

 

Syslog Watcherはストレージファイルがアーカイブされています。解凍したストレージファイルをローカルのストレージフォルダにコピーします。

Syslog Watcherの場合

ビューア機能と検索機能が標準装備されていますので、すぐに閲覧や検索が行えます。

以上、Kiwi Syslog ServerやWinSyslogとSyslog Watcherの違いをざっくりとご紹介いたしました。
現在又は想定される自社環境や運用をご確認いただき、適したSyslogサーバーをお選びいただけたらと思います。
Syslog Watcherも選択肢の一つとしてご検討いただけましたら幸いです。

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