【FrameFlowを30日で習得】Day19: メンテナンスウィンドウ

読了時間:5分

この記事はFrameFlow社の公式ブログを翻訳したものです。原文はこちら (内容を一部変更しています)。

メンテナンスウィンドウについて

FrameFlowのメンテナンスウィンドウ機能を使うと、重要なシステムがメンテナンスのために停止する予定の期間を定義することができます。メンテナンスウィンドウの間、ウィンドウに割り当てられたデバイスに関する監視やアラートは一時停止されます。今回は利用可能なさまざまな種類のメンテナンスウィンドウプロファイルについて説明し、設定方法をお伝えします。

メンテナンスウィンドウの作成

まず、FrameFlowの「設定」セクションに移動します。ここで、メンテナンスウィンドウの設定を見つけることができます。「新しいプロファイルを追加」をクリックすると、新しいメンテナンスウィンドウプロファイルを設定できるメニューが開きます。この例では、1日だけ続く一度限りのメンテナンスウィンドウを作成します。

上のGIFで作成したメンテナンスウィンドウプロファイルは、適用可能なすべてのデバイスに割り当てることができます。これにより、これらのネットワークデバイスを監視しているイベントモニターは、そのデバイスに関連するすべてのアラートには一時停止すべき期間が1日あることを想定するようになります。

ネットワークデバイスにメンテナンスウィンドウプロファイルを割り当てるには、対象デバイスの「設定」タブに移動します。「メンテナンスウィンドウ」というセクションがあり、作成したプロファイルのリストからメンテナンスウィンドウプロファイルを選択できるようになっています。

定期的なメンテナンスウィンドウ

パッチチューズデー(Patch Tuesday)は毎月第2火曜日の午前10時(太平洋時間)に始まります。ネットワークデバイスが更新または利用できなくなる予定の定期的なスケジュール期間については、定期的なメンテナンスウィンドウを定義することができます。

上記の設定では、「毎月の週単位(月ごとの曜日指定)オプションを使用しています。これはパッチチューズデーが毎月日付に関係なく第2火曜日に発生するためです。もし、定期的なメンテナンスウィンドウがカレンダーの日付に依存する場合は、「毎月の日付指定(月ごとの日付指定)」を使用してください。また、毎日または毎週のメンテナンスウィンドウも作成できるので、自分の目的に最も合ったオプションを選びましょう。

まとめ

メンテナンスウィンドウを設定することで、メンテナンスのために停止が予定されているデバイスに関して不要な結果を受け取る必要がなくなります。すでに計画している状態について大量のアラートに悩まされないよう、この機能を積極的に活用しましょう。

今後も重要なFrameFlow情報をたくさん紹介していくので、ぜひDay20もチェックしてください!

お問い合わせ

FrameFlowにご興味を持たれた方は、以下のリンクからお気軽にお問い合わせください。

こんな記事も読まれています

最新記事

おすすめ記事

  1. WSUS新規開発終了へ Heimdalパッチ・脆弱性管理でできること

  2. WinSyslog 使い方ガイド#3 受信したログを任意の条件でフィルタする

  3. 【Checkmk KB】予測グラフによる動的しきい値で予兆を検知

製品カテゴリー

その他の情報

TOP