【FrameFlowを30日で習得】Day14: IT監視レポート

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この記事はFrameFlow社の公式ブログを翻訳したものです。原文はこちら (内容を一部変更しています)。

レポートの始め方

FrameFlow を使えば、さまざまなイベントモニターやネットワークデバイスの毎日の動作を要約するカスタムレポートを作成することができます。すべての FrameFlow インストールには、デフォルトで以下の5種類のレポートテンプレートが含まれています:CPU 使用率、メモリ、ディスク使用量、Ping 応答時間、帯域幅。
今回はこれらのレポートやその他のレポートについて、より詳しく見ていきましょう。

監視レポート

「Monitoring Reports(監視レポート)」フォルダには、重要なシステムについて詳しく把握するのに役立つレポートテンプレートが用意されています。7日目に「System Health(システムヘルス)イベントモニター」について取り上げたときにも紹介しましたが、これらのテンプレートは、システムヘルスの5つの指標すべてに対応しています。ここでは「メモリ使用率レポート」を作成して、レポートセクションの構成に慣れていきましょう。

監視レポートの作成

まず、FrameFlow の「レポート」セクションに移動します。そこで「メモリ使用率レポート」テンプレートを選択してください。テンプレートを選んだ直後に表示される情報は、サンプルデータです。実際の監視データを使ってレポートを作成するには、青い「アクション」メニューから「今すぐレポートを作成」を選択します。レポートが読み込まれるまでに数秒かかる場合があります。

ご覧のとおり、「メモリ使用率」レポートには、構成内の各ネットワークデバイスごとに、最小・最大・平均のメモリ使用率(%)が一覧で表示されます。また、各デバイスごとに1つのグラフがあり、1時間ごとの平均メモリ使用率を視覚的に確認することができます。「アクション」メニューを使えば、どのレポートも簡単に PDF としてエクスポートすることができます。

ぜひ時間を取って、他のシステムヘルス指標に関する監視レポートも確認してみてください。これらのレポートを活用することで、最も重要なネットワークデバイスから得られる膨大な情報を一箇所で効率的に要約でき、大幅な時間の節約につながります。

インベントリレポート

デフォルトのレポートテンプレートのもう一つのフォルダには、インベントリ監視に関するレポートが含まれています。ネットワークデバイスに関する情報レポートを作成するには、まずインベントリイベントモニターを作成する必要があります。FrameFlow では、次の3種類のインベントリイベントモニターを提供しています:Windows インベントリ イベントモニター、Linux インベントリ イベントモニター、SNMP インベントリ イベントモニター

インベントリレポートの作成

ここでは例として「Windows インベントリ イベントモニター」を作成しますが、3種類のインベントリモニターすべてで設定手順は同じです。自分にとって最も役立つインベントリモニターを使って進めてください。

まず、FrameFlow の「イベントモニター」セクションに移動し、通常どおり右クリックして新しいモニターを追加します。「Windows Inventory Event Monitor(Windows インベントリ イベントモニター)」を検索して、リストから選択します。インベントリレポートを作成したいネットワークデバイスを割り当ててください。インベントリイベントモニターの設定項目はそれほど多くありませんが、モニターが通信できなかった場合にアラートを出さないようにする設定を選ぶこともできます。ネットワークデバイスを割り当て終えたら、イベントモニターを保存して実行することができます。

次に、「レポート」セクションに移動し、作成したいインベントリレポートを選択します。ここでは例として「サービスインベントリレポート」を作成します。このレポートでは、Windows インベントリ イベントモニターに追加した Windows デバイス上で稼働中のすべてのサービスを検出し、一覧表示します。作成したいレポートテンプレートが見つかったら、青い「アクション」メニューを使ってレポートを作成します。

監視レポートと同様に、インベントリレポートの全リストを確認し、Linux と SNMP 用のインベントリモニターも設定することをお勧めします。

カスタムレポートとさらに詳しい情報

7日目にシステムヘルスレポートを作成した際にも触れたように、右クリックしてツリー構造から「新しいレポート」を選択することで、カスタムレポートを作成することができます。レポートが生成されると、自動的にITスタッフにメールで送信することも可能です!
カスタムレポートについてさらに詳しく学ぶには、レポートに関するチュートリアルをご覧ください。

お問い合わせ

FrameFlowにご興味を持たれた方は、以下のリンクからお気軽にお問い合わせください。

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