【FrameFlowを30日で習得】Day23:デバイスタイプ

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この記事はFrameFlow社の公式ブログを翻訳したものです。原文はこちら

デバイスタイプについて

Device Type(デバイスタイプ)は、任意のネットワークデバイスの設定セクションで見つけることができるドロップダウンオプションです。各デバイスにタイプを割り当てることで、整理がしやすくなりますが、それだけではありません。デバイスタイプを割り当てることで、ネットワークデバイスに対する追加の機能や情報も利用可能になります。

デフォルトでは、デバイスタイプが設定されていないネットワークデバイスには、Status、History、Graphs、Tickets、Settingsという標準のタブが表示されます。たとえば、デバイスタイプがWindowsに設定されているデバイスには、Services、Processes、Event Logs、 Updatesといったタブも追加されます。これらの追加タブは、使用しているデバイスタイプに固有の機能を提供します。今回は、デバイスタイプを設定することでネットワークデバイスにこれらの追加タブを表示させる方法をご紹介します。

最初のデバイスタイプの割り当て

まず、FrameFlowのNetwork Devicesセクションに移動し、タイプを割り当てたいデバイスを選択します。そのデバイスの設定に進むと、Device Typeオプションが表示されます。作業しているデバイスに一致するタイプを選択し、変更を保存すると、標準のタブの隣に追加のタブが表示されます。以下の例では、ネットワークデバイスにWindowsというタイプを割り当てたことで、新たに4つのタブが追加されました。割り当てるデバイスタイプによって表示されるタブは異なり、それぞれのタイプに固有のタブが表示されます。

新しいデバイス専用のタブはすぐに表示されますが、それらのタブの内容を表示させるには、Actionsメニューで手動で更新を行う必要があります。この操作を行うと、新しいタブの内容を確認できるようになります。

Windows

ネットワークデバイスのProcessesおよびServicesタブでは、各プロセスやサービスの横にあるチェックボックスを選択し、Actionsメニューを使用して停止、開始、または再起動を実行できます。また、FrameFlow のインターフェース内で、Windows ベースのデバイスからイベントログを取得することも可能です。Inventoryタブには、Windows Inventory Event Monitorからの情報が表示されます。まだイベントモニターを追加していない場合は、FrameFlow のEvent Monitorsセクションで追加を行ってください。

Linux

Linux ベースのデバイスのSettingsセクションに移動し、そのデバイスタイプをLinuxに変更します。Save Changesをクリックして更新すると、対象のLinuxデバイスにProcesses、Inventory、Updatesの各タブが追加され、有用で操作可能な情報が表示されます。新たに表示されたInventoryタブには、Linux Inventory Event Monitorによって収集された情報が表示されます。まだLinux Inventory Event Monitorがない場合は、FrameFlowインターフェイスのEvent Monitorsセクションで追加できます。

VMware

デバイスタイプをVMware ESxに設定すると、VMsタブが表示され、ネットワークデバイス上の仮想マシンの一覧を確認できます。このタブを使用することで、デバイスに関するアラートを受け取った際に、影響を受けている仮想マシンをすばやく確認できます。

Switch/Router

このデバイスタイプが設定されたデバイスには、InterfacesおよびInventoryタブが表示されます。このタブから、インターフェイスの一覧を更新したり、一覧に表示される列を選択したり、表示したい列の順序を並べ替えたりすることができます。また、最初の列にある星印を使って、インターフェイスをお気に入りまたは無視としてマークできます。1回クリックするとインターフェイスがお気に入りに設定され、2回クリックすると無視に設定されます。

このステータスを削除するには、もう1回クリックしてインターフェイスを中立に戻します。このステータスは、SNMP Event Monitorが各インターフェイスをどのように扱うかを制御します。各SNMP Event Monitorには、お気に入りに設定されたインターフェイスのみを監視するオプションがあり、イベントモニターが報告するデータ量を削減するのに役立ちます。そのため、慎重に選択してください。

新たに表示されるInventoryタブには、SNMP Inventory Event Monitorによって収集された情報が表示されます。まだSNMP Inventory Event Monitorがない場合は、FrameFlow インターフェイスのEvent Monitorsセクションで追加できます。

Windows + Hyper-V Host

このデバイスタイプを設定すると、Windowsデバイスタイプからのすべての Windows ベースのタブ情報に加え、VMsタブが表示されます。このタブは、VMwareデバイスのVMsタブと同じように機能します。

まとめ

ご覧のとおり、デバイスタイプをデバイスに割り当てることで、それまでは利用できなかった多くの便利な機能や機能が利用できるようになります。これで、FrameFlowのNetwork Devicesセクションから、ネットワークデバイスに関するさらに多くの情報にアクセスできるようになりました。次のトピックでまたお会いしましょう。

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