WindowsサーバーのサービスとイベントログをSolarwinds SAMで素早く監視する

文:ジュピターテクノロジー そん

ここでは弊社取扱い製品であるネットワーク統合監視アプリケーションSolarWinds Server & Application Monitor (SAM)を利用してWindowsサーバーのサービスとイベントログを素早く監視する方法について説明します。

サービスの監視は「サービス・コントロール・マネージャー」、イベントログの監視は「リアルタイム・イベントログ・ビューア」を使い、監視したいサービス・イベントログを指定します。

監視対象のWindowsサーバーを追加

監視対象となるサーバー(ノード)を追加します。ポーリング方法は「WMIとICMP」を選択し、資格情報を入力します。

図1 監視対象(ノード)追加、資格情報の設定

サービスの監視設定

監視対象のWindowsサーバー(ノード)を選択し、「サービス・コントロール・マネージャー」をクリックします。

図2 ノードの詳細、サービス・コントロール・マネージャーをクリック 

「サービス・コントロール・マネージャー」画面で監視したいサービスを選択し、「このサービスの監視を開始」をクリックします。

図3 監視したいサービスを選択

コンポーネント モニター ウィザード画面に変わり、Windowsサービスモニターが設定できます。

図4 コンポーネント モニター ウィザード画面

コンポーネントモニターを追加すると、サービスの監視状態や可用性を確認できます。

図5 サービス監視のコンポーネント詳細

サービスの状態変化をレポートします。

図6 コンポーネントの可用性/イベント

イベントログの監視設定

監視対象のWindowsサーバー(ノード)を選択し、「リアルタイム・イベントログ・ビューア」をクリックします。

図7 ノードの詳細、リアルタイム・イベントログ・ビューアをクリック

リアルタイム・イベントログ・ビューア画面で監視したいイベントログを選択し、「このイベントの監視を開始」をクリックします。

イベントログの検索にフィルターを適用すると便利です。

図8 リアルタイム・イベントログ・ビューアからイベントログを指定

コンポーネント モニター ウィザード画面に変わり、Windowイベントログモニターが設定できます。すべての条件に一致した(AND)イベントログを検知すると、アプリケーションの状態がダウンになります。

図9 コンポーネント モニター ウィザード画面

コンポーネント モニター ウィザード画面で検知したいイベントログの条件を設定します。

※すべての条件に一致する(AND)イベントログを検知します。

図10 イベントログ監視 コンポーネントの詳細

設定した条件と一致したイベントログを検知するとコンポーネントのステータスはダウンになります。

図11 イベントログ監視 コンポーネント設定

コンポーネントの状態変化をレポートします。

図12 コンポーネントの可用性/イベント

最後に

「サービス・コントロール・マネージャー」と「リアルタイム・イベントログ・ビューア」はサービス・マネージャーとイベントログ・ビューアとしても利用できます。

今回はWindowsサーバーのサービスとイベントログをSolarwinds SAMで素早く監視を開始する方法について紹介しました。またOrion プラットフォームにはSAM以外にも多数の製品があります。下記にOrion プラットフォーム製品についての紹介ページがあります。

SolarWinds Server & Application Monitor (SAM)にご興味のある方は、以下のリンクから弊社までお問い合わせください。

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