【FrameFlowを30日で習得】Day15: ネットワーク監視

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この記事はFrameFlow社の公式ブログを翻訳したものです。原文はこちら (内容を一部変更しています)。

FrameFlowによるネットワーク監視

あなたのネットワークは、IT運用の中核をなすものであり、重要なシステム同士が常に通信できることを確実にしています。そのため、ネットワーク全体の健全性を維持することは非常に重要です。幸いなことに、FrameFlow の新しいインストールには、ネットワーク上のデバイスから重要なデータを収集し、アラートを発する複数のイベントモニターが含まれています。
今回は、FrameFlow を使ったネットワーク監視についてさらに学びましょう。

SNMPの簡素化

FrameFlowでSNMPを監視する最大の利点の一つは、インターフェースのシンプルさです。FrameFlowのSNMP機能は、SNMPを始めたばかりの初心者から、経験豊富なユーザーまで誰でも使うことができます。SNMPベースのイベントモニターからSNMPブラウザーに至るまで、SNMP監視の複雑な部分を取り除き、関連性のあるデータだけを表示します。これにより、重要な部分に集中することができます。

FrameFlowでは、インターフェースのステータス、ポートの帯域幅、稼働時間などの重要なメトリクスを、スイッチ、ルーター、ファイアウォール、その他のネットワーク機器で監視することができます。SNMPv1、v2c、v3に対応した専用のイベントモニター、MIBマネージャー、統合されたSNMPブラウザーなど、深いサポートを提供しています。それでは、これらについてさらに詳しく見ていきましょう。

SNMP帯域幅監視

FrameFlow の SNMP 帯域幅イベントモニターは、接続されたすべてのネットワークデバイスの受信、送信、および合計帯域幅を監視します。各インターフェースの帯域幅統計を確認したり、グラフを表示したり、FrameFlow で設定した閾値を超える帯域幅のレートに関するアラートを受け取ったりできます。イベントモニターは実行のたびにデータを収集し、時間が経つにつれて監視やキャパシティプランニングなどに役立つ長期的な傾向が見えてきます。

SNMPインターフェースイベントモニター

SNMPインターフェースイベントモニターは、管理ステータスおよび運用ステータスを監視し、接続の変更を検出し、エラーレートを監視することで、SNMPインターフェースの状態を監視します。このモニターは、接続が遅くなっている可能性のある問題を大きな障害を引き起こす前に把握するのに役立ちます。また、キューの長さ、受信破棄、送信破棄なども監視できます。

MIBマネージャーと統合されたSNMPブラウザー

FrameFlow では、SNMP関連の値をブラウズおよび管理するための2つの追加ツールも提供しています。これらは、FrameFlow インストールの「ツール」セクションにあります。SNMPブラウザーは、ネットワーク上のすべてのSNMPデバイスをスキャンし、それらがサポートするすべての値を返します。MIBマネージャーを使用すれば、既存のリストに新しいMIBファイルを管理、テスト、追加することができます。

まとめ

これで、FrameFlow の SNMP 監視ツールについて理解が深まり、ネットワーク上のすべての SNMP 対応デバイスを以前よりも効率的に監視できるようになります。強力な SNMP インターフェースおよび帯域幅監視に加えて、SNMP デバイスの管理をサポートする SNMP ブラウザーと MIB マネージャーツールも提供しています。
Day16は、クラウドサービス監視について詳しく見ていく予定ですので、ぜひお楽しみに!

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