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この記事はFrameFlow社の公式ブログを翻訳したものです。原文はこちら (内容を一部変更しています)。
FrameFlowの監視機能の拡張
通常の監視の範囲外にあるシステムを監視する必要がある場合はどうすればよいでしょうか?ほとんどすべての組織には、カスタムの社内システムや、運用に必要なレガシーシステムなど、複雑または特殊な監視要件が存在します。これらのシステムを監視することは重要ですが、標準的な監視オプションはおそらく存在しません。
FrameFlowのPowerShellイベントモニターを使用すると、Windows PowerShellを使ってカスタムの監視アクションを作成し、それらを監視および通知エンジンに完全に統合することができます。監視に役立つサンプルスクリプトも用意されています。少しのPowerShellの知識があれば、こうした特殊な監視ニーズに完全に対応するスクリプトを作成することができます。

スクリプトの作成を支援するために、このイベントモニターにはPowerShellスクリプト専用に設計された構文ハイライト付きのコードエディタが組み込まれています。新しくPowerShellイベントモニターを作成すると表示されるサンプルスクリプトは、実行のたびにランダムなアラートをトリガーするようになっています。
PowerShellライブラリ
さらに多くのスクリプト例は、PowerShellライブラリで利用できます。ライブラリにアクセスするには、通常どおり右クリックして新しいイベントモニターを追加しますが、「イベントモニターの追加」画面で「PowerShellライブラリ」タブを選択してください(下のGIFに表示されているとおりです)。

例として示されているGIFでは、「TCP Ping PowerShellイベントモニター」を選択しています。これは、TCPのコールバックに基づいてWeb URLをチェックするものです。このスクリプトは、そのまま使用することも、自分自身の監視目的に合わせて変更することもできます。

10種類以上のテンプレートが用意されており、サンプルコードとともにいくつかの特殊な監視シナリオに対応しています。ぜひそれらを自由に閲覧し、テンプレート内のコードを自分用のスクリプトに合わせてカスタマイズしてみてください。
まとめ
スクリプトの実行方法や出力内容について詳しく知りたい場合は、PowerShellイベントモニターに関するチュートリアルをご覧ください。そこでは、PowerShellモニターで収集した情報からカスタムデータポイントを作成し、それらをFrameFlowのダッシュボードやイベント履歴などのインターフェースの一部に統合する方法を学ぶことができます。