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この記事はFrameFlow社の公式ブログを翻訳したものです。原文はこちら (内容を一部変更しています)。
FrameFlowアラート
イベントモニター設定の「通知とアクション」セクションのデフォルトオプションは、統合されたイベント履歴に書き込むことです。このオプションが選択されている場合、アラートは選択したしきい値に基づいて、FrameFlowインターフェース全体に表示されます。

通知プロファイルを作成すると、FrameFlowの追加アラート方法を活用できます。通知プロファイルを使用すると、一連の通知設定を構成して名前を付けることができます。その後、イベントモニター内で毎回設定を再入力するかわりにプロファイルを選択できます。
通知プロファイルの作成
通知プロファイルを使用すると、一連の通知設定を選択して名前を付けることができます。イベントモニター内では、毎回設定を再入力するかわりにプロファイルを選択できます。プロファイル内の設定を変更すると、それを使用しているすべてのイベントモニターが同時に更新されます。
通知プロファイルを作成するには、設定内の通知プロファイルセクションに移動し、「プロファイルを追加」をクリックします。プロファイルの名前を入力し、もう一方のドロップダウンメニューを使用して、アラートをトリガーするのに必要な非成功イベントの数を制御します。

「アクションを追加」をクリックすると、通知アクションのプロパティが開きます。ここでは、メール通知の送信、サウンドの再生、スクリプトの実行、マシンの再起動など、さまざまな通知アクションの中から選択できます。ご覧の通り、FrameFlowは、イベントモニターが問題を検出したときにアラートを出すだけでなく、それ以上のこともできます。

トリガー設定の下では、通知アクションを起動させるアラートのレベルや、そのアクションをトリガーするのに必要なアラートの回数を選択できます。「詳細」をクリックすると、高度なフィルターオプションにアクセスできます。
1つのプロファイルに、必要なだけ多くの通知アクションを追加することができます。アクションの追加が完了したら、「OK」をクリックすると新しい通知プロファイルが作成され、イベントモニターに割り当てる準備が整います。これにより、すべての関連イベントモニターに対する通知アクションの追加や編集の手間を省くことができます。
主なアラートの種類
ここでは、代表的な通知アクションとその使用方法について説明します。監視対象のデバイスの重要度に応じてアラートの種類を組み合わせたり、異なるチームに通知を送るためにアラートの種類を使い分けたりすることができます。組合せ方は無限です。
メールアラート
名前が示すとおり、FrameFlowはイベントモニターの状態を通知するアラートを複数のメールアドレスに送信できます。Microsoft 365、Microsoft Exchange、Gmailに対応しており、汎用的なSMTP/POP3設定も利用可能です。このアラートを有効にすると、チームはリアルタイムで現在の状況を知らせるアラートをメールで受け取ることができます。

テレメトリ
テレメトリは、プッシュ通知とクラウドベースのアラート機能を備えたモバイルアプリを追加する、FrameFlowのオプション追加サービスです。テレメトリはFrameFlowの有効なサブスクリプションをお持ちの全てのお客様に無料で提供されています。テレメトリを使用すると、1台または複数のモバイルデバイスに標準のSMSテキストメッセージを送信して、注意が必要な状況を通知することができます。また、テレメトリは携帯電話や固定電話に発信することもでき、テキスト音声変換技術を使用してアラート内容を読み上げるため、何が通知のトリガーになったのかを正確に把握できます。

※注意:テレメトリはFrameFlowの有効なサブスクリプションをお持ちのすべてのお客様に無料で提供されています。
通話およびテキストアラート
FrameFlowから直接、通話やテキストメッセージを受信することも可能です。SMS通知を送信するには、監視サービスが動作しているマシンにSMS/GPRSモデムがインストールされている必要があります。通話アラートには、音声対応モデムが必要です。これらのアラートはユーザーの携帯電話に直接届くため、重要度の高いイベントモニターと合わせて使用するのに理想的で、ITチームが外出中でも問題を即座に把握できます。
SlackおよびMicrosoft Teams
Microsoft TeamsとSlackは、職場での連携において広く利用されているツールです。これらは、世界中の組織が連絡を取り合い、行動を調整するのに役立っています。FrameFlowは、TeamsやSlackのチャンネルに直接アラートを送信することができます。この機能により、チーム連携ツールから離れることなく、FrameFlowの状況を把握できます。さらに。FrameFlowのアラートを受信する専用のチャンネルを作成することも可能です。

複数のアラート方法によるトリアージシステムの構築
数多くの通知プロファイルやアクションが用意されているため、アラート方法を論理的に整理することが重要です。多くのFrameFlowユーザーは、各イベントモニターからのアラートの緊急度に応じて、トリアージシステムを構築しています。例えば、注目すべきだが不要なイベント、はイベント履歴に記録され、重要度:中程度のアラートはメールで送信され、最優先のアラートは携帯電話への通話で通知される。これにより、ITチームは発生した際優先のアラートに即座に集中することができます。
まとめ
ここまでで、主要なアラートの種類や通知アクションについて理解できたので、組織のニーズに完全にカスタマイズされたアラートシステムを構築する準備が整いました。Day12は、少しのPowerShellを使用してFrameFlowの監視をさらにカスタマイズする方法をご紹介します。
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