【監視を始める前に】Checkmkインストール時の必須設定

はじめに

Checkmkのユーザーガイドをアップデートしました!本ブログでは、Checkmk初回インストール時に必ず設定いただきたいこと、またおすすめの設定をユーザーガイド、ブログ記事よりまとめています。評価版・製品版の構築の際にご一読いただき、設定にお役立てください。

ユーザーガイド*を別ウィンドウで開きながら、本ブログを読み進めてください。

(*2024/02/29時点 ユーザーガイド最新v1.4.7以上をご参照ください)

必須設定

インストールの前に

「1.1 本書の読み進め方」

この章のフローチャート図で、自分に必要なインストール手順を確認できす。インストール方法は仮想アプライアンスとLinuxの場合、またフリー版を既に使用中か否かによりに変わりますので、フローチャートを利用し手順をご確認ください。

インストール後の言語設定

「6.1 日本語設定」

フローチャート通りに進めていくと、最終的に「4 初期セットアップとサイト作成」まで完了することになります。サイトを無事に起動できたら、まずは日本語変換の設定を行います。

ユーザーガイドの画像や説明が日本語表記になっているため本記事では必須設定としていますが、デフォルトは英語となっており、日本語画面に設定しなくとももちろんご利用いただくことは可能です。「5 ユーザーインターフェイス」「6 ユーザー設定」も必須設定ではありませんが、Checkmkの基本的な環境設定を掲載しておりますのでご一読ください。

ライセンス登録

「26 ライセンス管理」

ライセンスご購入後は必ずご一読いただき、ご設定ください。こちらで、ご契約サービス数を超過してしようしていないかどうか調査いたします。

監視対象としてサーバー自身を登録

まずはCheckmkがインストールされているLinuxサーバー自身を登録してみてください。監視対象として登録しておくことで、メモリやCPUなどOSまわりの状態だけでなくインストールされているCheckmkの監視登録状況など詳細情報を取得することができます。何かCheckmkので予期せぬ問題が生じた場合に過去の監視データを見ることでわかることもございますので、登録を強く推奨しております。

登録方法は以下の順で追って登録してください。

「9.1 ホストの追加」「9.1.2 Linux」

「10 エージェント」:自動アップデート有無を選択し、記載に従って進んでください。

自動アップデート機能をエージェントに初回から設定しておくことで、Checkmkサーバー上で何か設定変更するたびにエージェントを手動で監視対象に再インストールする必要がなくなります。まず初回は、自動アップデートなど気にせずお試しでエージェントを入れたい、という方は自動アップデート無しの手順に従って登録いただければ構いません。

設定における基本事項、基本用語については「7 監視準備」~「11 サービス」に掲載しております。設定後でもかまいませんので、こちらもあわせてご一読ください。

ネットワーク機器の監視設定

ネットワーク機器を監視する際、下記4つのポイントにおいて重要なルールを設定することができます。

  • ネットワーク機器の各ポートにAlias/Descriptionから取得した適切な名前を付与することができる
  • ネットワーク機器がもつ全てのポートをDown/Up関わらず、監視対象に設定できる
  • VIPsとアクセスポートを区別することができ、アクセスポートのDown/Upは無視、VIPsの変化は監視といった設定ができる
  • ネットワーク機器全ポートの一覧表をCheckmk画面で表示することができる(インベントリ情報表示)

ユーザーガイドではなく過去のブログ記事でまとめています。まずはご一読ください。

ネットワーク機器監視必須のルール設定 | ジュピターテクノロジーblog (jtc-i.co.jp)

必要なれけば設定しなくても問題はありませんが、便利なルールなため設定をお勧めしています。

お問合わせ

Checkmkにご興味のある方は、以下のリンクから弊社までお問い合わせください。

30日無償でご利用いただける評価版を以下ダウンロードリンクにご用意しております。簡単に検証が開始できますので、お気軽にお試しください。

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