【FrameFlowを30日で習得】Day27:インストール正常性イベントモニター

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この記事はFrameFlow社の公式ブログを翻訳したものです。原文はこちら

Installation Health Event Monitorについて

ここまでで、FrameFlowがほぼあらゆるネットワークデバイスを監視し、データを収集する多用途のツールであることをご理解いただけたと思います。ネットワークデバイスを構成に追加し、イベントモニターを作成し、IT環境に関するアラートや情報を受け取ったことでしょう。しかし、まだ監視すべきものが1つ残っています。それはFrameFlow自身です。

Installation Health Event Monitorは、FrameFlowがインストールされているシステムを監視します。このモニターは、CPU使用率、帯域幅、ディスク空き容量、メモリを監視し、悪影響となる状態について24時間体制でアラートを送信します。これにより、問題が発生した際にすぐに対処でき、FrameFlowの監視が中断されるのを防ぐことができます。

インストール正常性メトリクスの監視

Installation Health Event Monitorには、3つの個別の帯域幅監視オプションがあり、運用状況を多角的に把握することができます。このイベントモニターは、すべてのインターフェースにおける受信、送信、合計帯域幅を測定し、アラートを発します。

監視キューとリモートノードオプション

このイベントモニターには、監視キュー内の項目の完了に過剰な時間がかかっている場合にアラートを受信するオプションがあります。Day28はマルチサイト監視とリモートノードについて説明しますが、現時点では、マルチサイト専用のアラートオプションが2つあることをお伝えしておきます。1つは、リモートノードの更新サービスが実行されていない場合のアラート、もう1つは、リモートノードからマスターコンソールへのデータ送信にかかる時間に基づく通知です。マルチサイトモードを稼働させたときのために、これらのオプションを覚えておいてください。

Interfaces to Ignoreには、イベントモニターがスキップするインターフェイスをカンマ区切りで入力できます。無視したいインターフェイスの正確な名前がわからない場合は、このフィールドを空欄にしてイベントモニターを一度実行してください。イベント履歴には、FrameFlowを実行しているシステム上のすべてのインターフェイスの完全なリストが表示されるため、それを基にこのフィールドを入力できます。

まとめ

Installation Health Event Monitorを使用することで、FrameFlowインスタンスの稼働状態を維持し、監視の中断を回避できます。Day 29には、FrameFlowを実行しているシステムに障害や中断が発生した場合でも、監視をシームレスに継続できるように、フェイルオーバーサーバーを作成しますので、ぜひご覧ください。

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