PRTG Network Monitorの設定のバックアップと復元方法を紹介します。
アップデートの前や大きく設定を変更する前、登録デバイスの変更をする前にバックアップを取ったり、その復元も簡単にできます!
『PRTG』設定のバックアップ方法
自動バックアップ
PRTGは自動的に毎日のバックアップを取ります。
設定ファイルのバックアップをデータフォルダの”Configuration Auto-Backups”サブフォルダに保存します。PRTGではそのファイルを用いて簡単に設定の復元ができます。
手動バックアップ(スナップショット機能)
また、PRTGにはスナップショット機能が用意されています。スナップショット機能を使うと、現在の設定のバックアップファイルを作成することができます。設定を変更する前にファイルを作成すると便利です。
[設定]、[管理ツール]、[設定ファイルスナップショットを作成する]より現在の設定ファイルを保存することができます。
設定ファイルスナップショットを作成する[実行]をクリックしてください。スナップショットをとると、”PRTG Configuration (Snapshot-日付-).zip”ファイルが作成されます。ファイルの場所は、デフォルトでは”C:ProgramDataPaesslerPRTG Network MonitorConfiguration Auto-Backups”の中にあります。
『PRTG』設定の復元方法
【手順】
- “PRTG Configuration.dat”ファイルを用意する
- 管理ツールからコアサーバーサービス/プローブサービスを停止する
- “PRTG Configuration.dat”ファイルを置き換える
- 管理ツールからコアサーバーサービス/プローブサービスを再開する
- 設定を確認する
手順はこれだけです。簡単に設定の復元ができます。保存している監視データには影響がありません。※”PRTG Configuration.dat”ファイルに保存されているのは、監視設定、プローブサービス、グループ、デバイス、センサー、ユーザー、マップ、レポートなどの設定情報です。
”PRTG Configuration.dat”ファイルを用意する
復元したい時点の”PRTG Configuration.dat”ファイルを用意してください。
ファイルの場所は、デフォルトでは”C:ProgramDataPaesslerPRTG Network MonitorConfiguration Auto-Backups”の中にあります。
インストール時にディレクトリを変更した場合「Administration Tool」を起動して[コアサーバーサービス]タブを選択し [データファイルパス]に実際のパスが表示されます。こちらを確認ください。
管理ツールからコアサーバーサービス/プローブサービスを停止する
PRTG管理ツールを起動し、タブ[開始/停止]をクリックします。コアサーバーサービス/プローブサービスを停止させます。※コアサーバーサービス停止期間中、Webインターフェース、レポートエンジン、通知システムが停止します。
”PRTG Configuratiom.dat”ファイルを置き換える
PRTG Network Monitor内の”PRTGConfiguration.dat”ファイルを復元したい時点のものに置き換えます。保存場所は”C:ProgramDataPaesslerPRTG Network Monitor”です。
管理ツールからコアサーバサービス/プローブサービスを再開する
管理ツールを起動しコアサーバーサービス/プローブサービスを開始します。
設定を確認する
Webインターフェースにログインし、監視設定と結果を確認します。確認作業例)デバイスツリーの表示、監視結果、必要に応じその他のメニューや設定の確認など。
以上になります。PRTGは簡単に設定のバックアップや復元ができます。是非ご活用ください!
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