『PRTG』でBuffalo TeraStationを監視し、Patlite ネットワーク監視表示灯に通知する

PRTG Network Monitorを使って、Buffalo TeraStationを監視し、異常や障害が発生した際に、Patliteネットワーク監視表示灯に通知する連携利用について紹介します。

このデモ環境は、6月7日~9日に開催されるInterop Tokyo 2017の弊社ブースに展示します。

PRTG Network Monitor、Buffalo TeraStation、Patliteネットワーク監視表示灯の連携

PRTGは障害検出時に、メール送信、SNMP Trap送信、プログラム実行を行うことができます。監視表示灯にSNMP Trapを送信することで、表示灯を点灯させたり音を鳴らしてユーザーに障害を通知することができ、ユーザーは即座に監視装置の異常を確認できます。

PRTGにBuffalo Terastionの監視設定を追加

PRTGのデバイスにBuffalo TeraStationを追加します。PRTGはデバイスを追加すると、対応する監視可能項目(センサーと呼びます)を追加できます。TeraStationでは、PING、稼働時間、空きメモリ、ディスク空き容量、CPU負荷などの基本的なセンサーが自動的に追加されます。
今回のデモでは、PRTGのファイルセンサーを使って、TeraStationの特定のファイルが削除されたら、PRTGで警告を出し、表示灯を点灯するという構成にします。
TeraStationデバイスにファイルセンサーを追加します。


Patliteネットワーク監視表示灯のSNMP設定



パトライトメニュー[セットアップ項目]、[SNMP設定]でコミュニティ名を「public」にし、[動作設定]、[TRAP受信設定]にトラップコードとメッセージIDを設定します。







TRAP受信時の監視表示灯の設定をします。ここでは、TRAPを受けると、赤の表示灯が点滅し、音声が2度繰り返される設定にします。



PRTGの通知設定

次に、PRTGの通知、センサーを設定します。PRTGメニューの[設定]、[通知]、[SNMPトラップ送信]より、宛先のIPアドレス、コミュニティ名、トラップコード、メッセージIDを指定します。
この通知を、さきほど追加したファイルセンサーのトリガーセクションに割り当てます。

以上で設定は完了です。TeraStationの監視対象のファイルを削除すると、PRTGのファイルセンサーが通知を発し、Patliteネットワーク監視表示灯を点灯させます。
ぜひ、Interop Tokyo 2017の弊社ブースで実際の動作をご確認ください。詳細は以下の画像をクリックしてください。
https://www.jtc-i.co.jp/company/expo/2017/interop2017network.html



今回のデモで使用する製品は以下の通りです。各製品の詳細は各メーカーの製品ページをご参照ください。


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